同級生で幼馴染という友人から、「結婚式のお誘いがあったけど、行くべきか?行かないべきか?」という相談を友達から受けました。
面倒くさいと感じているのであれば行かなくてもいいんじゃない?と言うと、それは「そうなんだけど…」と歯切れが悪い。
結婚式の招待状をもらって参加・不参加か悩んでいる人は案外多いようなので、みんなの声などをまとめてみました。
男性と女性の違い
男性でも女性でも、疎遠の友達からいきなり結婚式の招待状が来ると困るようですね。
なぜ?困るかは、やっぱり気持ち的な問題が大部分を占めているのではないでしょうか。
素直に「おめでとう」とお祝いする気持ちになれない。というのが一番の原因だと思います。
その中で女性の意見で興味深かったものが、自分が結婚していないから。というもの。
女性の中には、嫉妬心から心から喜べないという人もいました。
逆に男性では、自分が結婚している。いないに関わらず面倒くさい。という意見が多く、結婚式という儀式自体が面倒だと思っている人が多いようです。
出席・欠席の基準は?
自分の結婚式に呼びたいか
自分の結婚式に呼びたい友人、が結婚式をあげる場合には、多くの人が参加決定をすると思います。
友人の度合いによるものと言えるでしょう。
親友なら間違いなく呼びたい!と考えると思いますが、友人の中でも会えば話すし一緒に遊びもするけど、自分の式には呼ぶほどでも…という友人関係では不参加にしたとしても不思議ではありません。
お金の面
結婚式に参加するとなると、出費が多くなってしまいます。
ざっとあげるだけでも、ご祝儀代、交通費があげられますが、手ごろな服装がなければ服や美容室代などもかかってきてしまいます。
そして、もし二次会にも声がかかってしまったら、追加で5千円程度は覚悟しておかなければいけません。
不参加の場合は、電報でも送らないかぎり費用はかかりませんので、0円…
お金の面で参加・不参加をみると、最低でも3万円以上のひらきが出てきてしまいます。
地域性
日頃付き合いはないとはいえ、住んでる場所が田舎になればなるほど、地域のつながりが深くなってくると思います。
町内会が一緒、祭りの地域が一緒など同じ地域であるがゆえに参加・不参加を決める人もいるようです。
私の友人の例がまさにこの地域性。
普段は疎遠で、連絡とることもないが、同じ町内だから…と悩んでいました。
地域ぐるみで何かしろ付き合いがあるのであれば、割り切って参加するのもありでしょうね。
時間の都合
時間ばかりは、正直どうしようもありません。
仕事で休めない。海外に行っている。など、時間が合わない、日程が合わないのは仕方がありません。
逆に言えば、時間が合わない=合わせようとする気持ちまでは持っていない。ともいえると思います。
招待状を送ってくれる人の中には、時間をわざわざ作ってまで行く必要ではない人も正直いますよね。
他の友人との兼ね合い
時間もお金も別にきにしないけど、友人が行くから私も行く。といった考えかたをする人もいるようです。
結婚式をあげる人はどうでもいいが、式に参列する友人とは滅多に会えないから、この機会に。というもの。
同級生の結婚式になると、同級生が集まるケースも多いと思いますので、同窓会の変わりと位置づけて参加・不参加を決めたら、あなたも楽しめるかもしれません。
欠席するメリット・デメリット
行かない(不参加)をとった場合のメリットとしては、お金・時間がなくなりません。
逆にデメリットとして行かなった場合、友人関係・地域での関係が円滑にすすまなくなる可能性も考えられます。
しかし、私の経験上行ったからといって、関係がどうのこうのということはありません。
もともと疎遠な友達なのですから、行ったからといってその後大きな変化があるというのは期待しないほうがいいです。
出席するメリット・デメリット
行く(参加)メリットとしては、普段会えない共通の友人にあえたり、あなたがもし結婚していなければ、将来の伴侶が見つかるなんてことも考えられます。
そして、今後もしあなたが困ったときに、助けてもらう最終手段がほんのちょっとだけ増えるといった考え方もできますね。
中には、面倒だったけれど、行ってよかった!と思う人もいるようなので、行ってみる価値はあるかもしれません。
逆に参加する場合のデメリットは金銭的な負担です。
結婚式に参加した場合の費用は万単位ですので、大きな負担といえます。
時間に関しても、1時間ではすみませんので、最低でも半日はとられてしまいます。
しかし、お金に変えられないメリットもありますので、あなたの天秤にかけて考えてみてくださいね。
参加するための準備
いざ、参加!となると、何を準備する必要があるでしょうか。
ご祝儀袋、現金、服、靴が最低でも必要になってきます。
ご祝儀袋は、100円均一でも豪華な見た目のものもありますので、100円均一で用意しても十分です。
急ぎの場合は、ご祝儀袋を置いているコンビニもありますので、探してみてください。
現金は新札が好ましく、銀行で新札に変えてもらうことができます。
銀行で交換できるということで、ゆうちょ銀行に行ったのですが、実はゆうちょ銀行では、お正月の期間しか新札交換はおこなっていないらしく、都市銀行・地方銀行に行く必要があります。
最悪、新札を用意できなかった場合、アイロンなどでお札のしわを取り除くこともできます。
この時、お札の左下にあるテカテカした部分(ホログラム※見る角度によって色が変わる)にはアイロンをかけないでください。
テカテカがなくなってしまいます。
万が一やってしまったとしても、お金としての価値はなくならないそうなので、そこは安心してください。
欠席の言い訳
顔見知りでないと結婚式の招待状はきません。
欠席で返送するとなると気まずいと思う人もいると思いますので、一般的な言葉と、友達に直接電話やラインするときの言い訳を考えてみました。
一般的な欠席に添える言葉
「やむを得ない事情により欠席させていただきます」
「せっかくお招きいただいたのですが都合により出席できません」
「所用のため残念ながら欠席させていただきます」
ラインなどで伝える都合の良い言い訳
- ○○のチケットを取ってしまっている。
これは、既にあなたがお金を払ってチケットをとっている前提です。
飛行機、ホテル、鑑賞券、ライブなどさすがにチケット代金のこともありますので、不参加には都合のよい言い訳になります。
チケット代金は帰ってこないわけですし、予約だけではないのがポイントですね。
- ○○の結婚式に参加する
これも、予定がある中で先客の結婚式に参加を伝えているわけですから、断るにはもってこいの言い訳です。
結婚式は大安を選ぶ人も多く、以外と結婚式が被ってしまっても不思議ではありません。
ましてや、先客の予定も結婚式ですので、断りやすいですよね。
まさか…の結婚式被りですが、よくよく考えると全然ありえるケースですので、自信をもって言い訳しても大丈夫です。
招待状の返送例
招待状の返送ハガキの一般的マナーが存在します。
意外とマナーの部分抜けもあるようなので、書いておきます。
自分の住所や名前、出席や欠席に「ご」や「御」の文字がついていれば二重線で消してください。
これは、式をおこなう相手側からみてハガキを送ったので、「ご」がついています。
自分で自分の出席を「御出席」などとはいいませんよね。
ですので、自分にかかわりのあるところの「御○○」「ご芳○」は二重線で消してしまってください。
あと、宛先の名前のところに、「行」と書いてあります。
これを「様」に変えて送ってください。
また、私も知らなかったので、今まで使ってしまっていましたが、返送用ハガキにメッセージを書き込む場合、句読点を使わないのがマナーだそう。
句読点「、。」は終わりを意味するため使わないのが、マナーのようです。
私も知らなかったですし、30代の友達数人に聞いても知らなかった友人もいたので、そこまで最近は気にしなくてもいいかもしれません。
しかし、知っておいて損はなし!
私のようなミスなく返送用ハガキを送りかえしてくださいね。
まとめ
結婚式への出席・欠席は、あなたの気持ち次第です。
「祝い」の気持ちが少なからずあれば、参加してあげればよいと思います。
本当に時間がない場合や予定が入っている場合でも、電報や祝儀は包むことができてしまいます。
出席・欠席を判断するのは、祝いの気持ちが少しでもあるか・ないかで決めてしまうのが一番ですよ。
祝いの気持ちが少しでもある=出席