突然ですが、あなたは人を愛したことがありますか?
私は未婚なため、結婚式で”愛を誓いあったこと”はありませんが、人を愛したことは過去にあります。
「愛と恋は違う」などと言いますが、どう違っているのか?
ネットの声や、本に書いてあること、個人的に思う「愛」について考えてみました。
愛と恋の違い
愛と恋との違いは何かと言われれば、人によって様々な意見がでると思います。
ウィキペディアでは、
一部に【相手をいとおしい、かわいい、と思う気持ち、守りたい思いを抱くさま、を意味した言葉】とあります。
恋は、【こい(恋)は、特定の相手のことを好きだと感じたり、大切に思ったり、一緒にいたいと思う感情】と書いてあります。
愛と恋の違いは、ドキドキだという人がいましたが、これは本当だと思います。
人は三年一緒にいると、ドキドキが薄れ、尊敬や安らぎを覚えるようになるといいますよね。
あの美輪明宏さんによると、
恋は、自分主体で自分勝手に相手のココが好き、あそこが好きって、恋い焦がれる。そして、その気持ちを押し付けてしまう。それが恋ですね。
愛は、自分の気持ちはどうでもよくて、相手が健康で安らかに、幸せでいてくれればそれで十分だと思う。これが愛です。
とのことで、以上に納得されられてしまいます。
かくいう、私も愛はやっぱり、「見返りは求めない」の一言につきるような気が。
見返りを求めない=愛だから、家族愛だとか、自己愛、慈愛など色々な言葉が存在するんでしょうね。
漢字から読み取る愛
「愛」と「受」と漢字が似ているので、何か関係があるのではないかと思っていたのですが、そうではなさそう。
もとになった漢字は「㤅」とされており、上記画像の最上段「既」の右と同じ。
「振り返って見る」様子を表した象形字だそう。
2段目は「心臓」の象形で、【こころ】という意味があります。
この二つのパーツから「愛」を表す会意字「㤅」←”アイ”が作られ、次にこの「㤅」に「夊」←”スイ”歩行を表す3画部首を加えた字が作られました。
そして、最終的に現在の「愛」に直接つながるってるようですね。
※漢字のなりたちは諸説あるので、参考程度に。
無償の愛の花言葉
花の中には、愛を伝える花言葉があります。
無償の愛を花言葉とする花はないのですが、それに近いものがあるので紹介させてください。
ユキノシタ|学名:Saxifraga stolonifera
ユキノシタの花言葉は、「深い愛情」「博愛」「恋心」「切実な愛情」「好感」
バラ|学名:Rose~
薔薇は種類が豊富で20,000を超えるバラが存在します。
学名もRose+○○とありすぎるので、気になる方はバラの参考サイトで見てみてください。
「愛」を表すバラは、赤い薔薇(Red Rose)です。
花言葉は、「愛情」「美」「情熱」「あなたを愛してます」「熱烈な恋」「美貌」があり、英語での花言葉だと、「I love you」「love」「beauty」「passion」「romance」
キキョウ|学名:Platycodon grandiflorus
桔梗(キキョウ)の花言葉は、「永遠の愛」「誠実」「清楚」「従順」「変わらぬ愛」「変わらぬ心」
消える愛があるから永遠の愛を誓う
愛にも色々な形が見えてきますが、愛は目に見えないもので、永続的な愛とはないんですよね。
愛がもし、永遠だとするならば、「永遠の愛」という言葉が出てくるわけもなく、永遠の愛を誓う行為もなくなるわけですからね。
愛って、本来無償なものだからこそ、突如感情によって、無くなったり、生まれたりするんじゃないでしょうか。
永遠の愛・無償の愛を誓い合う行為自体が、努力のたまものになるのかな。と思います。